背伸びした先にあるもの。
何かを問われたら、その相手の望む正解を答えたい。
相手が満足する応答をしたい。
相手は私がどう発言すれば納得してくれるだろう。
そうやって考えかんがえ話す「くせ」があるらしい。
しかし、わかる人にはわかるのだ。
ばれてしまう人には、お見通しなのだ。
それが私の本心でないことが。
「背伸びをした先に何があるというんだ。」
うん。その通りだ。なんにもない。
私のかかとは、28年間ずっと浮いたまま。
きついのは自分だけ。
ほんの少し見える景色の違いに満足しているのは自分だけ。
相手から見たら「何してるの?」ってなるだけ。
かかとをつけて。
地に足をべったりとつけて話そう。
自分の目線から見える景色を、誇張のない自分を。