ハナコログ

覚書onインターネット

他力

いま、心のクリニックに通っている。

症状改善というより、娘に対してちゃんとした母であるための自己研鑽だと思う。

己の振り返りをすると、毎日涙がでる。

一度、近所迷惑になる行為までいってしまい、その原因もちゃんと考えないといけないと思う。

誰も憎みたくない。

でも、明らかに、どうやら私は寂しいのだ。

ずっとずっと寂しかったらしい。

それを認め、自立するためのエネルギーの捻出が難しい。

涙がとまらない。

それって地味にしんどい。

 

ただ、今日も娘をかわいいと、愛しいと思えることがありがたい。

そしてそれは、必ず娘にも伝えて行きたい。

 

あなたが本当に生まれてきてくれて嬉しいこと。大好きなこと。大切なこと。

どうかどうか、のびのびと元気に育って。

 

そうできるように、私は私のことをきちんと見つめることにするよ。

母さん、がんばるね。

他力本願

「そうさ100%他力。もう念仏しかないさ。」という説法がTwitterでバズる昨今、そんな平和はウエルカムだと真底思う。

 

ときに私は他力本願な人間である。

とっても。

ほんとにひとりじゃ生きていけない自信がある。

 

元気な人と一緒にいたり、絡んだり、そうしてないと元気でいられない。

ざっくばらんな人と連んでないと、ざっくばらんでいられない。

そういう類の人間。

太陽型ではまるでない、典型的な月型の性格。

 

どうにかならんかな。

ありのままを受け入れた上でどうにかしたほうがいいんかいな。

36になってもまだわからんな。

おにぎり

おにぎりが美味しかった。

地方のイオンに入っている小さなおかず屋さんのおにぎり。

少し前に、好きなライターさんが書いた短編におにぎり屋さんの話がでてきて以来、なんとなくずっとずっとこの手のものを欲していたのだ。

コンビニのじゃない、自分のにぎったのでもない、お店のおにぎり。

具は私が塩サバといくら、主人がタコ飯と子持ちキクラゲ。

夕方過ぎのその店は、タイムセールをしていたこもあり、鳥の唐揚げ6つをつけてもかなりの安価で買うことができた。

帰ってきてから、なめこの味噌汁だけ手作りして食べた。

その美味しいこと美味しいこと。

私も主人も夢中でばくばくと平らげた。

小学生の時分には、母のにぎる小さめの俵形のおにぎりとお味噌汁が朝ごはんの定番だったことがあり、その期間はパン食の朝ごはん時代よりもかなり長かったと記憶している。

美味しい美味しいおにぎり。

また食べたい。

というか、すでにもう食べたい。

おおらかになりたい

感情の起伏が激しい。

沸点が低い。

些細なことで苛立つ。

それは全て私を表す言葉で、自分でとても悲しくなる。

 

夜中に目覚め、泣いて、やむなく哺乳するも泣き止まない一歳の娘をあやしていたけれど、その娘は最終的に、私よりずっとずっとおおらかで優しい自分の父親の上でぐっすりと眠った。

娘を上に乗せたまま、しっかりといびきまでかいて眠れるその人は、きっとその人柄から娘にもとても好かれるんだろうな。

 

私のこの性格は、きっともう一歳の娘にもわかってるんだろうな。

悲しいなぁ。

娘から嫌われるのも、こんな母親であることも、全部悲しい。

おおらかな、優しい、そんな人になれないものだろうか。

どうして私はこんななんだろうなぁ。

娘のことその2

身体の発達について、全く問題なく育った娘。

ここにきて、なかなか言葉が出ないことに気がついた。

なにせ結構な既往歴ある娘氏。。。

まだそこまで焦る段階ではないとはいえ、やはり不安で、

言語聴覚士さんの書籍を読んで、できることをするように心がけた。

 

結論的には、焦らずに毎日ある程度の時間、テレビや音楽をかけずに

向き合って声かけをすること。

声かけするときは、あくまで娘主体で、彼女の興味関心の対象を

否定しないようにする。

よし!やろう!

。。。。。。。。。。。でも、

やっぱり不安だなぁと思っていた。

 

そんな中、久しぶりに大好きな方とお会いすることが叶い、

娘とも遊んでもらった。

娘もとても懐いて、それはそれは楽しそうだった。

その方から見ても、やっぱり普通の元気な女の子だそう。

 

なんとなくだけど、いや、なんとなくじゃなく安心した。

 

娘を思いっきり可愛がって、たくさん遊ぼう!

おおかみこどもの雨と雪

を、録画しそこねた………

 

悲しい……一生の不覚……

 

母親神話だったり、良くも悪くも話題になりがちな映画。

私にとっては幼少期の雪ちゃんがただただかわいいだけの映画なのだ。

 

ものによっては、監督や作者の意図を必死で探ろうと、コメンタリーやインタビューを漁ることもあるけれど、この映画は違う。

作者の主題は、私にとってさして関係ない。

雪ちゃんがかわいい!

それで最初から最後まで観れるやつなのだ。

 

補足でいうと、ぜっったい私には無理な努力、行動ばかりの「はなお母さん」を見ていて、「いやいや、足踏みミシンいきなりつこてはるがな!」ってつっこんだりはしたのだけれど、でも1番私が子どもへの愛情を感じたのは、弟の雨くんが学校に行ってなくても何も言わないこと。

自分の活動先へ連れてってあげるだけで、細かく言わないところ。

 

そんな母になりたい。

娘のこと

娘は可愛い。

天パで髪の量が多くて、目がくりくりとしてまつ毛が長い。

ほっぺたがたれったれでもちもち。

一歳を過ぎてどんどん主張が強くなり、不満の声をあげることも増えてきた。

表情が豊かで、TVの音楽に合わせてそれは楽しそうに手を叩いてくるりと回る。

すでにお転婆ぜんとしているが、はじめての場所ではすこぶるびびって母にしがみつくコアラになる。

おもちゃを手頃な袋や、棚にしまったり出したりするのが大好きで、なにやらハンドクリームの容器を咥えてすぽーんと出しながら

「ぶぁっぱ!」と出る音を自分で楽しんでいる(これは歩き出したくらいから続く遊びで娘のてっぱんネタ)。

最近は寝転がりながら、かなりふてぶてしい格好でTVを見たりもする。

数年前に私が誕生日プレゼントでもらった、柴犬柄の大判のブランケットが大のお気に入りで、自宅では終始肌身離さず持っている。とくにそのタグに手を引っ掛けては口にくわえてみたりと、梅雨も明けようかという季節の今でもやたらとご執心でらっしゃる。

寝顔が可愛い。

バナナを切って出すと食べないくせに、皮を剥いて差し出すと自分でかじって食べる。

とかく人からの手だしを嫌い、自分で思うようにやりたいと思うタイプのようだ。

 

そんなこの娘、なんせとにかく可愛いのだ。