ハナコログ

覚書onインターネット

営業マンさんが苦手でして。

知り合いの保険会社勤務の方から、入社したばかりでまだ要領を得ないけれど、保険の説明を聞いてはくれないか、という依頼を受け、ひとまず会ってきた。

以前一度自分の仕事にプラスになる紹介をしていただいていたので、私で役に立つことがあればなと。

保険の契約を別途行ったばかりなので、実績としては協力できないかもしれないが、それでもいいならばと伝え、了承を得た上での会合だった。

話をすること都合1時間半。

 

・・・・・・疲れた。

 

私はいわゆる「営業」をされるのがどうも苦手らしい。

前職である金融機関を退職し、その後しばらく「営業マンアレルギー」と自称していた。

街中で見かける営業マンさんたちの会話を聞くと、ちょっと身構えてしまうのだ。「売ろう売ろう」としている雰囲気。

営業職が悪いなんて、全然思わない。

ただ、「いいものだから売りたい」と本当に思って営業をしていた人が私の周りには少なかった。

自分の数字や利益最優先。ノルマ達成のために手段を選ばない。そんな雰囲気の中にいた記憶がある。

例外ももちろんある。仕事への責任感や、顧客への配慮を忘れない、自己保身優先ではない人だっていることもわかっている。

でも、28歳、未婚、無職である状況の私に、「あなたのお役に立てることがないかと思ってご提案なのですが。」と言われても正直困る。

むしろ、今回の場合、私があなたのノルマのためにお役にたてるかどうか、っていう状況じゃない?

「推進=サービス」の図が出来上がるのは、ちゃんとした需要があるポイントに対して、それに見合う供給を投げかけられる場合でしょう。

なかなかそんなハッピーな状況なんて起こらないから、いろんな業界の営業マンさん達の苦労があるのだと思う。

とにかく、相手に知ってもらうことが重要というのもわかる。

でも、状況を見て、需要の存在するポイントなのかどうか判断すること。

たとえそこに需要がなくても投げ込まないといけない状況であるならば、それなりの投げかけ方があるんじゃないの?

今あなたが私に対し投げようとしているものは、私の役に立つものではないと言っているのに、「なにか役に立てれば」を連呼するのはやめて欲しい。

下手に出ろと言うのではないけど、せめてそんな上から目線の言葉をためらいもなくよこしてくるのはマナー違反だと思った。

 

・・・なんか不快だなーと思ってはいたものの、とんだお怒りエントリになってしまった。

ハッ!!これってクレーム!?

いいえ、ただの愚痴です。あしからず。

 

※注※

保険の必要性を否定するわけでも、営業職を否定するわけでもありません。

今日のふとした会合での不快感を言葉にするとこうなってしまっただけなので、もしもこの記事を読まれて不快になってしまった場合は、申し訳ありません。