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ハナコログ

覚書onインターネット

映画感想①「そして父になる」

映画をほとんどみない私。

たまたま、友達がただ券があると言ってくれたので、激しくなんとなくの流れで観ました。

すっっっっっごいいい映画だった。

 

6歳になる自分の息子が、本当は実の子供ではなく、出産した病院で取り違えられていた。さて、この二人の子供とその両親はどうする?

っていう内容なんですが(ざっくりし過ぎ!)

正直、事前に見てたレビューとかで、いい映画だよー!って評価はいくつか目にしていたんですが、いかんせんテーマが重いじゃないですか。正直あんまり気が乗らなかったんです。

ただ券あるよって友達から言われて、私本当は風立ちぬが観たかったんですけど、当のチケットを握る友人はすでに風立ちぬは観たという。

なら何観るかしらねー。の結論で見始めた映画でした。

私は女な上に未婚で、「そして父になる」という映画の主題とかテーマなんてたぶんわかんないんだろうなーって思ってました。

で、実際観てみて、確かに父親である福山雅治ないしはリリー・フランキーに対し、リアリティあふれる共感を得たわけではありません。

どちらかというと、母親である、小野まちことか、真木ようことかに感情移入して観てました。

この映画のいいところは、そういう立場の人間も拒まれた感じがしない「押しつけがましくない」ところだと思います。

テーマがテーマなので、もっと、社会問題とか、家族愛とか、そういったごてごてしたものを前面に押し出してきて、観客に問題提起する感じのものかと思っていました。

けれど、実際はそんなに押しつけがましくなかった。

ひとつは、母親ではなく、父親を主題にしたことにあるのかなーと思います。

きっと母親を主人公として、同じ背景の映画を作るとすると、もっともっと感情的なものになっていたと思うんです。

子供取り違えの問題を、自分の感情とともに仰々しく取り上げてたんじゃないかなと。

けれど、これはあくまでも、父親を主人公として扱った。

これが良かったなーと思います。

重苦しくない、けれど、十分に考えさせられ、感動する映画でした。

 

友達と、母親になってみたいねーといいながら帰りました。

私の周りには残念ながら、こどもを持つ男友達がいないので、リアル父親の誰かのコメントを聞いてみたいなーと思います。

 

とにかくおすすめの映画でした。

この秋是非!!